2022年1月31日月曜日

1月30日(日)通常練習会報告!

  東小田小学校をお借りして「通常練習会」を開催しました。選手10名の参加と、保護者の献身的な指導のおかげで、指導者は私のみのなか開催出来ました。ありがとうございました。次回は2月6日(日)小杉小です。今のところ開催予定ですが…

今回は新型コロナウイルス感染拡大を受けて今後の活動が危ぶまれる中ですが、感染防止対策をいままで以上にして開催しました。以下報告します。by組長

BADMINTON

昔の指導法VS令和の指導法
PartⅡ・Ⅲ
 自分がバドミントンを始めたのが、大学1年生の年、昭和48年(1973年)でした。まもなく50年になります。自分が指導されてきたことや、若い時期、教員としてバドミントン部を率いて指導してきたことなどの昔の指導法と現在のジュニアクラブで指導していることを比べてみました。皆さんの部活動やクラブでの指導ではどのような指導(練習)をしていますか?

 昔の指導法が全てダメという訳ではなく、今も変わらないこともあるとは思いますが、スポーツ医学の進歩や道具の進化はそれを越えるものがあります。そこを取り入れてこその「令和の指導法」だと考えています。

今回は午前:PartⅡとして「マナー編」、午後:PartⅢとして「スロートレーニング」を行いました。

PartⅡ:マナー編
その1:給水について
自分が大学生の時:
 水を飲むことは「禁止」されていました。理由は「ばてるから」水を飲まないで耐えることが、試合や人生?で忍耐力はで必ず役に立つ」ということだったのだと思います。根性論全盛も時代でした。大学2年の夏合宿時には口の中は乾ききり「つばさえも出ませんでした」そして救急車搬送!

今の時代の考えは:
 私たちの身体の60%以上は水分でできています。運動をする人は、水分をたくさん含んだ筋肉が多くなるため、身体全体の水分が占める割合も多くなります。運動をすると筋肉で熱が発生します。その熱が体の内部にたまりすぎると、内臓機能を低下させてしまいます。そういうときに私たちの身体は汗をかいて、内部の熱を外に出しながら身体を元の状態に戻そうとします。
 汗で失った水分の補給がとても重要なのです。水分補給の吸収スピードを加速させるのは、糖質と塩分が不可欠で、スポーツドリンクの登場となりました。

その2:食事について
自分が大学生の時:
 給水も禁止されていた時代なので、練習中の食事などもってのほかでした。さぼっていると見なされていました。空腹のおなかを耐えて「根性」で乗り切りました。

今の時代の考えは:
 補食の考えは「宿泊練習会」のゼリーやヨーグルトの配布。「通常練習会」ではお菓子券配布などで実施しています。練習前に食べれば、脳に栄養を補給(エネルギー)し、集中力を高め、練習後であれば、疲労回復を早めることができるとされています。消化のよいものを取りましょう。また、中学校顧問の現役時には、試合中の食事は「お弁当」ではなくて「おにぎり」などのこまめにとれるものを持参するように指示していました。選手には「ゼリー」と「カロリーメート」を必ず配布していました。食は勝利につながります!

その3:ウエアーについて
赴任した学校で:
 1年しか在任できなかった学校もありました。夏の暑い体育館で練習したあと、生徒が着替えないで、その上にジャージを着て帰ろうとしていました。不衛生なのと、徐々に身体が冷えてきて健康にもよくありません。着替えのTシャツを持っていないのが原因でした。
 また、冬の寒い体育館では、今と同じようにシャトルを打つ段階までに身体を暖めて短パンにすることと指導しました。問題は脱いだジャージ類の処理でした。脱ぎっぱなしでコートの近くに放ってありました。

聖ウルスラ学院に遠征したとき:
 平成14年(2002年)春休みに聖ウルスラ学院にKJBCで遠征しました。全国一の学校はどんな練習・環境・指導法で部活動が行っているのかとても興味がありました。詳しくは本ブログ(←クリック)をみてください。そこでみたことの一つがウエアーの処理でした。きれいに舞台にたたんで置いてありました。見た目にもきれいだし、心が洗われた感じでした。今回みんなにたたんでもらいました。さてどちらが良いでしょうか?一目瞭然!!


さてどっち?!

その4:シャトルについて
KJBCではつぎのように指導しています:
Ⅰ:使うシャトルの置き方
※基礎打ちや応用練習で使うシャトルは床に2個重ねて置きます。壊れてしまいノック球になった場合は寝かせてつないで置きます。遠くから投げてその場所に置くことは厳禁です。
2個づつ重ねます

これはダメです!
Ⅱ:指導者に渡す方法
※必ず手渡しで渡します。ラケットに乗せて渡したり、投げて渡すことはしません。パターン練習などの時は2個づつ選手が羽の部分を持って、指導者の手にコルク部分が入るように渡します。


 ノックをする場合は指導者にもよりますが、10個~20個まとめて渡します。シャトルの方向を考えて渡すように指導します。




その5:バドノートの活用
次回から各自バドノートを持参してください!
キャンパスノートようなB5サイズのノート(←クリック)を持ってきてください。
13冊のバドノート

【方法】
 B5版のノートに、毎日の練習記録を中心に大会や練習試合結果をまとめることや、自分の思っていることや、日頃悩んでいること、プレーでの疑問点などを自由に書かせました。毎週部活が休みの月曜日の翌日に必ず提出させて、できるだけその日の内に読んで赤字で感想を入れて返却します。
【効果】
 その日の自分を書き残すことで、いつの日か振り返り、見つめ直すことができる。さらに、自分のプレーやチームの状態を考えることにもつながった。指導者の思いも書くことで選手に言葉と記録で指導が深まる。
【注意点】
 内容をしっかりさせる指導をする。必ず書くこと(日付・練習内容・試合記録・反省・目標)を指示する。漢字を使うこと。最低半ページは書くこと。自分の考えを持つこと。必ず火曜日に提出する。指導者はその日の内に感想を書いて返却する。

その6:広報活動を充実させる
大会の報告をA4サイズやA3サイズの紙に画像を組み込んで作成してきました。 
 これも先輩に教わりました。大会結果がでたら新聞社に自ら売り込めと教わりました。活動の結果が記事になれば,生徒はもちろんのこと保護者、地域の方々などに喜んでいただけて、今後の活動の励みにもなると、お聞きしました。待ちの姿勢ではなく。そこで、自分は大会終了後出来るだけ次の日には「報告書」(以下の画像)を作成し,保護者と「OB会」に配布しました。大きな大会では「パネル」(A3サイズ)で配布しました。生徒の中に「写真係」を設けました。
 また、タウンニュース社(←クリック)に原稿を売り込み、記事に多数していただきました。さらに、保護者に大会の様子をビデオ撮影でお願いし、大会の様子を編集してDVD作成をして、生徒に配布して学校の昼の放送に流していただきました。





PartⅢ:スロートレーニング編
 指導者資格の講習会で習いました。また、スロートレーニングはNHKの番組で取り上げらた「ピントレ(←クリック)というものです。
筋肉には遅筋タイプ1(赤)・速筋タイプⅡb(白)・ピンク筋タイプⅡa(ピンク)があります。

それぞれに特徴があります。組長調べ

 速筋を鍛えるためには高負荷が要求されるので、小中学生には怪我につながりやすいです。また遅筋を鍛えることは体幹を鍛えることにつながり必要なことです。しかし速筋も作りたいときに、無理せずピンク筋というやや負荷があり高回数の「スロートレーニング」が必要になります。また年をとって速筋が不足して来たときにも効果的なトレーニングです。

  このトレーニングはゆっくりとした動作で行うトレーニング方法です。動作中に力を抜くことなく、終始力を入れて動作をするということです。それによって筋肉は力を込めると硬くなり、血管を押しつぶすために血液の流れが止まります。この低酸素状態が必要とされています。(無酸素状態:速筋の鍛え方)
 今回は「4秒程度かけてさげて、2秒停止、4秒かけて上げる」という動作をしました。さらに高負荷にするには、8秒にしたり、手を上げ下げするとよいと聞きました。
 ひざを前に出さないように姿勢を保って行ってください。YouTube(←クリック)に多くの動画が掲載されています。ご覧ください。逆に「ファストスクワット」も行いました。

【動画:腰からスクワット】

姿勢をしっかり保つこと

【動画:スロートレーニング スクワット】

【動画:ファストスクワット】

練習内容 目的:スマッシュをしっかり打とう!
その1:前後手投げスマッシュ・プッシュ 20本3セット
その2:サイドから前 スマッシュ・ドライブから前 左右2セット
その3:L字ノック 5周ノーミス
「こなす練習」(技術を身につける)と「到達度設定練習」(技術を試す)を効果的に組み合わせることが試合に使える技術習得には必要です。今回はその3のL字ノックを到達点として練習しました。「こなす練習」ではストレートに角度のあるスマッシュを打てるように指導しました。「到達度設定練習」では3本1セットで5周15本をミス無く(ネット・アウトなし)で達成させました。大切なのはL字ノックは「こなす練習」にしないことです。

【動画:前後手投げ】

【動画:サイドドライブから前】

【動画:L字ノック】

その4:シングルスノック 1分 ラスト30秒から20秒間無酸素状態
その5:ダブルスノック Bプッシュ・Aプッシュ・3点カバー 1分30秒
その6:2-1アタック 半面VS全面 3エース4ミス
※その4では開始30秒~50秒の間はスマッシュのみで回転よく無酸素状態にして打たせます。ノータッチ無しを目標にします。その5ではBプッシュ(前衛が決める)Aプッシュ(後衛が前に出てきて決める)3点カバー(空いている場所をカバーして動く)を30秒づつ行いました。フィーダーは選手の力量を考えて、球出しをする必要があります。

【動画:シングルスノック】

【動画:ダブルスノック A・Bプッシュ】

【動画:ダブルスノック 3点カバー】

写真集
















会計報告
前回まで -21937円
夜練習 1/26 6名参加 1800円 1/30 10名参加 3000円
今回で -21937円+1800円+3000円=-17137円



2022年1月23日日曜日

1月22日(土)通常練習会報告 NEW!

  浅田小学校をお借りして、1月22日(土)「通常練習会」を開催しました。選手13名、指導者6名で行いました。来月23日(水)に行う予定の「YONEX講習会」の午前中、KJBC講習会として実施する「昔の指導法VS令和の指導法」の資料作りとして行いました。以下報告します。次回は1月30日(日)東小田小です!奮ってご参加ください。まん延防止等重点措置下における学校施設開放の施策に則り行います。by組長


松尾組80番誕生!!

BADMINTON
昔の指導法VS令和の指導法
 自分がバドミントンを始めたのが、大学1年生の年、昭和48年(1973年)でした。まもなく50年になります。自分が指導されてきたことや、若い時期、教員としてバドミントン部を率いて指導してきたことなどの昔の指導法と現在のジュニアクラブで指導していることを比べてみました。皆さんの部活動やクラブでの指導ではどのような指導(練習)をしていますか?

 昔の指導法が全てダメという訳ではなく、今も変わらないこともあるとは思いますが、スポーツ医学の進歩や道具の進化はそれを越えるものがあります。そこを取り入れてこその「令和の指導法」だと考えています。

==準備==
静的ストレッチVS動的ストレッチ
静的ストレッチとは
筋肉を伸ばした状態で反動をつけず、保持(20秒から30秒秒程度)することで、筋肉の緊張をやわらげ、柔軟性の向上や関節可動域の拡大などの効果が得られます。また、深呼吸を入れながら実施することで、リラックス効果もあります。
 しかし、準備運動で静的ストレッチを用いると、必要以上に可動域や柔軟性が向上され、筋発揮の低下や、パフォーマンスの低下につながってしまうことがあります。
※伸ばしすぎに注意!

動的ストレッチとは
一番わかりやすいのは「ラジオ体操」だと思います。動的ストレッチは伸張反射を高めることで、運動の切り替えがスムーズになることや、心拍数向上などの効果があり、準備体操に向いていると言われています。静止する場合もありますが、3秒程度と短く設定します。

動的→アップ時 静的→ダウン時として覚えてください。
学校やクラブで静的を準備で行っている場合はもうやめて、もう一度学習してください。

動くための準備:
①心拍を上げる ②筋への血流を増す ③コアの体温を上げる(約1°)④神経系の機能を目ざまさせる ことが必要です。それが「動的ストレッチ」(ムーブメントプレパレーション)(ダイナミックストレッチとも言います)です。
 具体的には本ブログの「ゴーセン講習会」(←クリック)(2021/5/3)をご覧ください。以下はその際の動画の一部です。

【動画:スコーピオン】

【動画:ヒップクロスオーバー】

今回の動画

【動画:スコーピオン】




==構え==
聞き腕を耳につけるVSゼロポジション
自分が大学生の時には:その1…
 シャトルは頭の真上でヒットし、聞き腕は耳に当たるように真上に振ると習いました。当時は木のラケットでした。左肩は下げないように指導されました。
そうして打つと、次第に肩や肘が痛くなってきました。無理な姿勢によるものでした。

頂いた木のラケット


今はゼロポジションで構えます


道具の軽量化とスポーツ医学の発展で理論が作られました。

 まず両手を頭の後ろで組んで、肘が肩より前に出ます。そして肘の位置は肩より上になります。右手の肘と肩を動かさずに両手を解いて、肘から先が垂直になる位置に持っていきます。その位置が一番シャトルに自分の力を伝えやすいゼロポジションです。そして怪我の防止にもなります。

小指・薬指グリップVS親指・人差し指グリップ

これも自分が大学生の時には:その2…
 イースタングリップで「小指と薬指で握れ!」と教わりました。ウエスタングリップは矯正されました。
 そして最近には「親指と人差し指で持って、残りの指は添えるだけ」「手のひらに空間を作って打つ瞬間に強く握る」と教わりました

 現在はラケットの軽量化で、フォアとバック、どちらにもバランスよく即座に握り替えられることができるようにするのが狙いだと思います。知り合いの指導者は「宇宙遊泳グリップ」と名付けていました。今回はわざと「パー」のような脱力状態から「グー」にして強く握って打つ練習をしてみました。





【動画:「パー」グリップから】

==トレーニング==
ウサギ跳びVS動いて行う
これも自分が大学生の時には:その3…
大学2年生の夏合宿!7泊8日の合宿が長野県須坂市でありました。理由は覚えてませんが、中日の体育館が押さえられてませんでした。やった休みか?と思ったその時地元出身の部長が「山でトレーニング!」と叫びました。そこで行ったのが「ウサギ跳び」15m程の山道登り競争でビリになり負けたら、もう一度戻り次のグループと競争というメニューでした。辛かった「ウサギ跳び」…今は禁止になっています。その理由は…

動画:ウサギ跳び 実演】

 人間の身体は膝を曲げて体重をかける非常に不自然な姿勢で維持していくことに適していなく、ジャンプすることが怪我にもつながり、柔軟性の低下を招き、硬直的緊張を続けることがいけないとされてきました。1980年代には禁止になりました。(自分は1977年に教師になりました)
 この硬直的緊張を無くすことが大切と自分は考えます。
なので、身体全体を伸ばす「大ウサギ」「静止しない、つま先外しのランジ」「動かす空気椅子」…
動かしながら行うトレーニングが重要と考えてKJBCでは実施しています。いかがですか?

【動画:大ウサギ】

【動画:つま先外しランジ】

【動画:動かす空気椅子1】

【動画:動かす空気椅子2】

==フットワーク==
N・M・Z文字フットワークVSシャトルに合わせたフットワーク
教員になりたての頃:その1…
 なかなか指導法が確立せず、経験したことだけで指導していた時期がありました。そんな時にバドミントン部顧問の教員仲間で「夜練習会」が毎週火曜日等に行ってくれました。当時の最新の指導法を学んで来た方がいて、伝達していただきました。「チャイナステップ「ブラジル体操」「回内・回外の理論」「ダブルスの練習方法」「シングルス選手の養成の仕方」「他県の指導者との交流」…至れ里尽くせりでした。そんな中に「N・M・Z文字フットワーク」もありました。部員数が多く100名をさばくには取って置きの方法でした。当時はよくやっていました。

 しかし、体力はつき動きも出来ましたが、試合には役立ちませんでした。実際のシャトルの動きに合っていなかったからです。Nで言うと、3番でスマッシュを打って、4番でネットに来たシャトルをプッシュ!その返球が2番に来てまたスマッシュ!さらにネットに出て1番でプッシュの流れです。赤字のところが実際の返球ではありませんでした。プッシュした球が奥までくることはなかなかありません。しかし、全面1人の指示フットワークでは人数が進みません。そこで…


【動画:N文字フットワーク】

 試合の一場面を切り取って行うことにシフトしました。センターからスタート!2番でストレートクリヤーを打ったら、3番に返球が来てクロススマッシュを打ち、1番にストレート返球された球をプッシュする。というような想定にして行います。タイマーを7秒程度にセットして次の選手はその合図に反応して、「リアクションステップ」を踏んでスタートします。文字フットワークの時と同じように大人数でも対応できました。想定を変えれば、3-2-1の逆や3-3.5=4-1の様なAプッシュのダブルスの練習にもなります。4点にすることも可能です。


【動画:シャトルに合わせたフットワーク】

==練習方法==
ノックの方法
※これも選手が打った球に合わせてフィーダーが動いてノックする必要があります。ストレートにノックした球を選手がクロススマッシュする練習なら、次のノック球はフィーダーが動いてサイドを変えてノックしないと意味をなしません。同じ位置からのノックを以前はしていたように感じます。常に次の球の意味を与えてノックする必要があります。
 また右からノックしたのならば、次は左、さらにセンターからと動きを変えて行うことも大切です。
【動画:フィーダーが動くノック】

基礎打ち
※中学始めなら、中1の夏休みまでには「スマッシュ交互」「ドロップ交互」「スマッシュ大レシーブ」などの交互系の基礎打ちが出来るようになりたいです。KJBCでは練習会でフットワークの練習はほとんどしません。シャトルを打つ練習の中で動きを取り入れています。動きが入る練習を基礎打ちができたら進んで行ってください。
 今回も「対角線ネットインヘアピン」「対角線プッシュ筒倒し」を動きを入れた練習として実施しました。
【動画:ネットインヘアピン】

こなす練習~到達度設定練習へ
※以前は「こなす練習」ばかりしていました。「こなす練習」とは回数や時間を決めて繰り返し行う練習方法です。技術を身につける練習方法で、とても必要ですがこればかりでは試合に役立つ練習になりません。身につけた技術を試す練習が必要です。

 そのためには「ノーミスでつなげる」「ネットインを何回出来るか?」「筒を何本か倒す」「1分間つなげる」…などの「到達度を設定」する練習方法が必要だと思います。
 さらに選手の技量を考えて「段階的に指導することも大切です。今回は「クリヤーからのラリー+ドロップ」と題して、一段階上げた練習として行いました。記録はまだまだでした。また、「2人組ドロップ クロス」を行いました。ヘアピンも2回として1分間ノーミスを到達度にしました。
目標は各回1ミスの合計8



【動画:2人組ドロップクロス ヘアピン2回】

==まとめ==
 自分が習ってきた指導法と現在の指導法を比べてみました。他にも「給水問題」「乳酸について」「遅筋・速筋について」「試合当日の食事」「ウエアーの着替えについて」「着替えたウエアーについて」「シャトルの置き方」「シャトルの受け渡し」「シャトルの手渡し方法」「コーチングとしての声かけ」「バドミントンノートの活用」「広報問題」…数限りなくでてきます。2月23日の講習会までに準備したいと思います。よりよい指導法を求めて幅広く吸収していき、取捨選択して取り入れていきます。2月19日(土)には県バドミントン協会の資格更新講習会にも役員で行ってきます。様々な経験を重ねて行きたいです。

 川崎市の「ふれあいネット」のシステムが変更されます。今年4月から、これまでの団体登録がなくなり、全て個人登録になります。スポーツセンターごとに「グループ登録」という団体登録も必要です。在住・在勤を偽り登録されていた方が多くいて二重三重に団体登録していたそうで、今回のシステムになったとのことです。
 KJBCは個人登録は昨日(1/23)済ませました。有効期間は3年間です。各スポーツセンターへの登録は2月1日以降からになります。書類は揃えて幸SCで確認していただきました。あとは提出するだけです。来年度も頑張って市内スポーツ施設確保します。by組長

会計報告
前回まで-26410円
今回参加3900円+900円(1/19夜練習参加費)=4800円
支出支出327円
今回で -26410円+4800円-327円=-21937円
 




2022年1月17日月曜日

第17回強化練習会報告書 NEW!

 2022年1月16日(日)幸スポーツセンターをお借りして「第17回強化練習会」を開催出来ました。今回のテーマは「はやい動きを作る・コンパクトなスイングで振る」です。選手22名(1名欠席)指導者12名で行いました。以下報告します。by組長

練習に先立ち今回は指導者・保護者にアンケートしました。選手に望むこと

10個の内容から1位:3点、2位:2点、3位:1点で投票してもらいました。
以下のような結果になりました。


選手に望むことアンケート:参加19
総合1位:24点「態度」
  2位:16点「礼儀」
3位:9点「素直さ」
4位:6点「理解力」
5位:3点「道具を大切にする」
6位:1点「運動能力」「コミュニケーション能力」
 総じて「気持ち」や「やる気」に関することが多かったです。声やあいさつ、返事などには点数が入りませんでした。当然このジュニアにきている以上、既にできていることだと理解しました。

皆さんからの反省

シャトルを足で追う事はできるようになったけど、シャトルを追うだけでラケットが下がっているから、足が間に合っても振り遅れてしまいました。
シャトルの下に入るのは間に合っているので、次はラケットを上げておいてからシャトルを追って、しっかり打ちたいです。<小学生男子>

・本日の強化練習会、ありがとうございました。
少しずつ参加選手が声だしが出来てきてるのかなと感じました。一生懸命な姿を見ていると私も負けてられないなと時々熱くなってしまいました。いつもながら贅沢な練習が出来る事に感謝しかないです、ありがとうございました。<保護者>

・いろいろな人と試合や練習をしてアドバイスをめらい、試合につかえて指導者さんペアにちゃんとおえたから指導者さんペアにいちばんラリーをつづけてて声かけもよかったしアドバイスでラリーがつづいていたけどつかれて横アウトが多くあったけどよくおっていてよかったと言われて強くなった気がするからもっと上を目指す。
 ダッシュのでおなかがいたくてはしれなくてぜんぜんできなくて時間わむだにしてしまったからその分がんばって集中してその分がんばるのとあせったりするのでメンタルもきたえたい。<小学生男子>

・おはようございます。
昨日はお疲れ様でした〜冬合宿の時よりも挨拶、感謝の気持、やる気を感じました。
手投げの練習では、何人かの生徒にアドバイスを求められました。
 試合では、パートナーにドンマイと言う掛け声やミスした時にヤバイと発する生徒、ペアで話し合う場面も見受けられました。とても大事な事だと思います。
 帰りにお菓子券を数えて引換する子供達は達成感に溢れていました。私も全勝してお菓子券をゲットしました(ピース)
 お菓子を提供してくれたり、寒い中お手伝いや練習を見守ってくれる保護者の方へ感謝です。まだまだ私にも伝えられる事があると実感した1日でした。
 次回は積極的な生徒の顔と名前を覚えたいと思います。松尾先生、貴重な時間をいつもありがとうございます。<指導者>

・今回の強化練習会の目的『はやい動きを作る・コンパクトなスイングで振る』は、私の日頃の課題でもあるので、とてもためになりました。
 つなぐ練習も、ただ集中するだけでなく、今回の目的を意識して出来たので、今までよりも動きに余裕が出来ました。
 最後のゲーム練習でも、コンパクトなスイングを意識することで、いつもより余裕を持って次の動作に移ることが出来ました。
これからの試合の組み立てでは、はやい動きを取り入れていきたいと思います。
 また、自分の強みを見つけるという継続した目標があるので、今日もヘアピンを意識して頑張りました。まだミスが多いけれど、ネットインやネットすれすれに真下に落ちるヘアピンを決めることが出来ました。もっともっと精度をあげていきたいです。
 今回練習メニューの意味をしっかり理解してやることで、成果が生まれやすいことが実感出来たので、明日からの練習でも実行していきたいと思います。ありがとうございました。<小学生女子>

・本日は 強化練習会に参加させていただき、ありがとうございました。
本日の感想を送らせていただきます。
○今日の練習で、スマッシュを打ってから、ネットインのヘヤピンを打てるようになりました。そして、自分でどこが悪いのかを考えてから 指導者さんにアドバイスを貰い、そのアドバイスをしっかりと活かして、練習 そして試合に参加出来ました。
 次また強化練習会に参加をする時には、自分のプレーをより知ってもっと自分の実力をあげようと思います。今後ともご指導を宜しくお願いいたします。<中学生女子>

・おはようございます。昨日はありがとうございました。
与えられたメニューをただこなすだけではなく、何をするのか、なぜするのか、どのように進めるのかを、自分たちで考えながら、真剣に取り組む姿が見られたのが嬉しかったです。
 またいつ活動が制限されるか分からないので、そうして悔いのない時間を過ごしてほしいなと思います。<保護者>

・私は初めて強化練習に参加して、指導者の人達から細いアドバイスを沢山貰いました。
ありがとうございます!貰ったアドバイスを、これからの部活動や通常練習で意識して参加しようと思います。
 今回の練習で、20秒ダッシュの時にダッシュと歩きの緩急をつけられたこと、ゴム鈴反応で前回よりもだまされずに反応することが出来ました。そして、指導者の人たちが望んでいる「態度」ということも意識しながらこれからも練習に参加しようと思います。
これからもご指導よろしくお願いします!<中学生女子>

・20秒ダッシュでは、ついていきたい目標の人を決めて頑張ってついていきました。
前回よりキツイと感じませんでした。なので他のトレーニングでも目標となる人を決めてどれだけきついトレーニングでも全力で頑張りたいです。
 対角線のヘアピンでは前回よりも達成出来ました。ネットインの感覚がつかめてきたと思います。早くネット前に動けた時ほど正確に打つことが出来ました。これからも早い動きを意識して試合の緊張している時も実戦出来るように練習したいです。
 今回の強化練習会では、これまでやったことのある練習が多く出てきました。前にやった時と比べる事で、自分の成長を少しでも感じる事が出来て良かったです。
 最近の練習では「号令」「体操」「コートランのリーダー」などで手を挙げる回数が増えてきました。誰かに任せるのではなく自分が頑張れるようにもっと意識します。
これからは時間を有効に使うこと、勿体ないミスを減らすことを意識して頑張りたいです。有り難うございました。<小学生女子>

・練習に参加して、速い動きやコンパクトなスイングをするためにどうしたらいいのかなどを教えてもらい、試合をやっているときに速く動いてプッシュをすることができました。これからの練習でも意識していきたいと思いました。
 指導者さんとは、自分から積極的に頼んだり「どこに行って投げてもらってもいいよ」と言われたら全部の指導者さんに投げてもらい、だめなところや工夫したほうが良いところなどを言ってもらいました。なのでもらったアドバイスをゲームなどで生かしていきたいと思いました。<小学生女子>

・昼休みに指導者さんに打ってもらった時に、「レシーブは押し出すように」とアドバイスをもらいました。午前中の練習には参加できませんでしたが、コンパクトに振ることを意識したいです。
 スマッシュ練習では半面より全面、ノーマルよりランダムの方がミスが多くなったけど、いろんな指導者さんのコートに入って練習ができたので良かったです。<小学生男子>

・手投げプッシュ、ドライブがコンパクトにネットを越しながら打つことが出来ました。 そして対角プッシュは1回の中で1~2本、筒を倒すことが出来ました。
 午後のゴム鈴はなるべく早く間違えないように意識しながら出来ました。何度か間違えたこともありましたが、すぐに戻ることが出来ました。 全面半面フリーでは2エースとることが出来ました。試合練習は指導者に1回勝つことが出来ました。 最後の交代フリーは2回勝つことができ、試合の中で何回も点とることが出来ました。
出来ることが増えてとても充実した1日でした。ありがとうございました。<中学生男子>

・基礎打ちを指導者さんとできた。21本ダッシュを同じペースのダッシュで走れた。試合の時に相手を意識して打てた。ローテーションがスムーズにできた。指導者とせっても冷静にプレイできた。ありがとうございます。<中学生男子>

・強化練習会の開催ありがとうございました。練習会を開催していただけること、指導者の方と打てること、感謝の気持ちを忘れず練習に取り組んでほしいと思いました。合宿からなんとか指導者にお願いしようという気持ちが増しているように感じました。
 指導者の方は誰が来るのかを気にしながら、子どもたちがダッシュでお願いをしに行っているのが良かったです。<保護者>

・今日は色々な人に積極的にアドバイスを聞きに行ったり、基礎打ちをお願いすることができました。そして自分から声も出すことができたのでよかったです。これからももっと続けていきたいです。<中学生女子>

・合宿からそんなに時間たたずに参加させていただき、更に自信に繋がる練習が出来たようです。いつもご指導ありがとうございます。<保護者>

・前まではなかなかスマッシュが入らなかったり、繋ぐ練習で動きが遅く、次のシャトルが取れなかったけれど、今回練習を通してスマッシュが少し浮いてしまうけれど、入る様になったり、早く反応してシャトルが取れるようになった。
 ドロップの2人組で1分ノーミスではヘアピンをネットインで入れられたり、ミスする事が少なくラリーを続け事が出来た。また、コンパクトなスイングではしっかりラケットに当てて打つ事は出来なかったけど、スピードにはついて行けて当たる瞬間に戻すイメージでやると良いたいうアドバイスをもらう事が出来て良かった。またよろしくお願い致します。
<中学生女子>

・午前中は指導者さんと基礎打ちをできたから、次は午前も午後も基礎打ちをお願いしたいです。ご飯の前に吉田さんと長い時間打てたから、今後もいろんな指導者と長い間打つ時間を作りたいです。
 お手本の時に、自分から出て行ってお手本になるときにプレッシャーに負けずにミスをしないようにしたいです。今後もお手本になるようなプレーをしていきたいです。20秒ダッシュの時に、最初の方からペースをしっかり緩急をつけて走れたので次やる時もしっかり緩急をつけて走りたいです。
 ネットインの練習などは、ネットに掛けたら元も子もないと言われたので、ネットに掛けないように打ちながらその中でネットインを狙うことを意識することができたから今後もそうしていきたいです。
 練習でやったことを意識してやればできたので、試合の時に練習でやったことを意識し続けて行きたいです。<中学生男子>

・私は初めてこの強化練習に参加させていただきました。今回の目的の1つ「はやい動きをつくる」は私個人の苦手な面であり、そこを沢山練習することが出来て、前よりシャトルが取れるようになりました。また、その時「ラケットをシャトルの下 にいれる」のがいいとはやく、動くことでコントロール性が高まることを教えていただきました。
 他にも20秒ダッシュを21本というメニュ ―がなぜ21本なのか。と練習内容の意味を意識すると良いことも教えていただき、実践すると試合に近いような感覚で出来ました。
ありがとうございました!<中学生女子>

・1月16日 強化練習に参加して、指導者さんと打ってフルスピードが速くていいね。と言われたので、今後も続けていくようにします。
 指導者さんが半面で、自分は全面のシングルスをやった時に、前後に振られて今までは、シャトルに触れることが出来なかったが、指導者さんにあと一歩前に出るようにと
言われて意識して動くようにしたら、前回よりもシャトルに触れることが多くなりました。   
 次の目標は、①余裕を持って動けること。②相手の動きを見て動くこと。③ミスを
減らすこと。参加する時に、目標を持ってやります。<中学生女子>

・1日参加して自分の目標であった指導者に積極的に聞きに行く・一球一球大切に打つということのどちらもしっかりできました。指導者は少なかったけど、午前も午後もしっかり指導者に頼んで基礎打ちができたので自分の苦手なところや練習したいところを教えてもらうことができました。
 合宿の時より繋ぐ練習でミス回数が減ったし、ゼロの回数も多かったのでちゃんと身についてると思いました。次回もミスを減らしてできなかったことはできるようにしたいです。
<中学生女子>

・コンパクトなロブを少しずつ打てるようになってきた。スマッシュからのフットワークを早くして、余裕を持ってヘアピンを狙いに行くことができた。
 筒倒しのプッシュでがむしゃらに打たずにしっかり狙って倒すことが結構できた。最後の交代ラリーで次来る場所を予想して動いたら用意することを意識できた。<中学生男子>

・コンパクトなスイングで振ることができました。また、すぐもどす、というクセがついたので良かったです。早い動きでは、相手が打つ時にすぐ移動しなければいけないので、反応が早くできるようになってよかったです。<中学生男子>

・今までより、積極的に指導者に頼めました。昼食を食べる前に、食べた後打ってくれませんか、と頼みに行けて自分の課題のスマッシュを繋げながらの動きを教えてもらえました。
これからも、このような動ができるようにしたいと思います。<中学生男子>

次はあなたです…待ってます♡選手19名提出いただきました!
あと2名お願いします。

トレーニング
午前:その1:ランジから つま先離し 4点移動
   その2:タッピングからの反応
午後:その3:ゴム鈴反応
   その4:20秒ダッシュ21本
※持久力を鍛えるトレーニング、筋力・体幹を鍛えるトレーニング、反応をはやくするトレーニング…の中から選手の技量・体力を考えて強度や回数を考えて実施する必要があります。その中で昭和の時代の練習方法から抜け出せないで実施していませんか?次回のヨネックス講習会の午前中に「昔の練習・今の練習」と題して講習会を行う予定でいます。
 今回の「ランジ練習」でもそれが見え隠れしています。「昔は静止」「今は動き」とも言われています。ランジの姿勢で動きを取り入れて行い、試合に活かす必要があります。
 反応の練習では、たとえ反応を間違えても、遅れても動きを止めないことが大切です。自分で反応を高める意識を捨てないでください。


【動画:ランジ練習つま先離し】

【動画:ランジ練習4点】

【動画:タッピングから】

【動画:ゴム鈴】

【動画:20秒ダッシュ!】

【動画:ダッシュ行きます!】

コンパクトなスイング
その1:手投げロブ   バック・フォア
その2:手投げプッシュ フォア・バック
その3:手投げドライブ バック・フォア
※各5分ずつ行いました。先週の東小田小での練習を受けて行いました。10本の手投げを連続で打ち「自分の打てるスピードの一歩先のスピードで振る」ことを目標にしました。これも「昔の練習」とは違って道具であるラケットが軽量化されたので、コンパクトなスイングでシャトルが飛ぶようになりました。身体の前で面をしっかり作ることも大切で、ストレートに返球することを心がけました。

【動画:コンパクトなスイング】

はやい動きを作る
その1:対角線ヘアピン 20本ネットイン1回以上 3回で券ゲット
その2:対角線プッシュ 20本筒倒し1本以上 3本で券ゲット
その3:2人組3点ドロップネット右左 1分ノーミス


※茨城遠征に行ったときに交流した練習です。「到達度設定練習」の考え方の基礎になった練習です。動きを入れてヘアピンをする練習はしていましたが、「ネットイン」を目指す考えはありませんでした。ねらえば「ネットイン」はできると言われてハッとした記憶があります。それから「到達度を意識」した練習になりました。今回も1回以上、3回で券ゲットとして意識を高めることが出来るようにしました。
 その3の2人組の練習をもう少ししたかったです。A:クロスドロップからスタートする練習しかできませんでした。B:ストレートドロップからスタートしてクロスコートをはやく動く練習を次回します。

【動画:対角線ヘアピン】

【動画:対角線プッシュ指導者】

【動画:2人組ドロップ】

試合を意識して
その1:つなぐ練習 半面スマッシュネットNR 各2回
その2:つなぐ練習 全面3点スマッシュネット右NR 左NR 各2回
その3:全面VS半面フリー ③エース④ミス以内
※つなぐ練習NRでは全12回の平均が25ミスでした。目標12回、一桁達成は7名でした。まだまだミスが多く、全面3点になると「0」の記録がとても少なくなります。基本練習を大切にしましょう。



 全面VS半面の練習では指導者に見本をしていただきました。ぜひご覧ください。

【動画:全面VS半面フリー】

写真集






















会計報告
参加費1200円×21名=25200円 Tシャツ売り上げ500円
体育館使用料金30370円
今回で -21740円+25200円+500円-30370円=-26410円