今日まで…そして明日から…<9回目>
以前から自分のこれまでの歩みや考え方をまとめようと思っていました。今回新型コロナウイルス感染防止大会のため「自粛」となり、「全国大会開催」の思い出や「市内大会完全制覇」のまとめをしました。「緊急事態宣言」が発令されて益々困難な事態となりました。仕事も休止となり、バドミントンも出来ません。しかし、明日を信じて前に進みましょう!「川崎ジュニアバドミントンクラブ」やその他の「教育活動」をするための自分の考え方をまとめる時間にしました
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※夢見が崎動物公園のロバさん、ノースポール!
テーマは…
その1:<生い立ち>
その2:<生徒に寄り添う!>
その3:<体育の先生への偏見~体育嫌いの思い>
その4:<コミュニケーション能力の向上>
その5:<着火点を見逃さない>
その5:<着火点を見逃さない>
その6:<人と接する、協力する>
その7:<体験させることを増やす>
その8:<大学に行けたのは…>
その9:<他の方の考えを聞いて、自分の考えを作る>
その10:<赴任させていただいた学校で(1)(2)>
その11:<子どもにとって一番大切なのは、味方になってくれる大人がいる事>
その12:<名言!迷言?事件!>
その13:<切磋琢磨に込めた意味>
その14:<若い指導者にむけて>
つづく…
その14:<若い指導者にむけて>
つづく…
毎回2話程度を投稿していきます。
その14
は次回掲載します。by組長
は次回掲載します。by組長
その13:<切磋琢磨に込めた思い>
川崎ジュニアバドミントンクラブのクラブ旗は「切磋琢磨」です。毎回の練習会には必ず掲示しています。
=同じことを志す者同士がお互いを高めながら、ともに向上することとしてあります=
全国大会開催にあたり結成されたクラブなので、単独の学校による集まりではなく、小学生も含めて、複数の学校の集まりです。他県の取り組みを参考にして、全中の年に三年生になる市内の有望な選手を集めて強化しようと考えました。「セレクション」も行いました。ダッシュやフットワークの回数、持久走などと練習試合をしての勝ち負けを記録して選手を決めていきました。
当初、自分の学校の選手は自分で面倒を見たいという意見もあり、すべての選手が参加することはありませんでした。徐々にこのクラブの活動を理解していただき、参加数が増えて行き男女別に会場を設定して活動してきました。最終的には関東大会を勝ち抜けば別ですが、市大会優勝チームと個人戦優勝者しか全国大会には出場できない狭き門です。それを皆で競い合って自分を向上させ、同時に相手も向上することを狙いました。それが「切磋琢磨」を旗印にした意味です。
しかし色々なことが指摘されました。勝てば全国大会出場!勝つことが大きな意味を持ったことで必要以上のライバル心ができたこと。その逆問題となったことは、一緒に活動することで、他校の選手と妙に仲良くなってしまったこと。「練習では仲間!、大会では敵!」これが中学生には難しかったようです。「大会でも仲間」になっていると言われたことがありました。生徒同士の試合を多くすることで、相手の実力が分かりすぎて「苦手意識や楽勝意識」の原因になりました。そこで、生徒同士の試合はなるべく避けて指導者との試合を多く取り組みました。また選手は必ずこのクラブに参加しなければならないのかとも。
現在の通常練習会では、ほとんど試合をしていません。そして、練習が馴れ合いにならないようにしています。いつでも真剣勝負です。
そして、このクラブには部長がいません。また小中学生が一緒に活動しています。小学生の方が強い場合もあります。ですから、お互いを高めるために「号令」「体操」「ランニングの先頭」などを毎回立候補で決めています。お互いを頼らず、みんなで盛り上げて練習する意識を作れるように工夫して活動しています。
自分自身もチームがあった現役時代から今も、自分のチームだけでなく「神奈川県・川崎市の選手」を強化していこうと考えています。市や県の専門部長を任せられて活動させていただいたことが、その考えを強く持った原因だと思っています。それ以前は「自分のチームオンリー」でした。自分の選手が勝てばよいと考えていました。
その後、ある程度の知識や指導法を身につけることが出来たので、それをもっと広めていけないかと考えました。それが「切磋琢磨」の旗となって現れています。
自分を高めるためには、相手が必要、
そして高めあうことが必要!
その14↓につづく…by組長
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