茨城遠征報告その1 平成30年3月31日~4月1日

 茨城県石岡市運動公園にて1泊2日の日程で遠征してきました。今回は宮城県聖ウルスラ学院英智中学校を招待して、茨城県竹来中学校、石岡中学校と合同で練習会を行いました。川崎市内の川崎ジュニアクラブ会員と神奈川県内の事務局が要請した選手を引率してきました。

1日目は宮前平駅午前7時集合で、石岡市運動公園体育館到着が9時30分でした。茨城県の練習指導で初日が始まりました。動的ストレッチをアップにして、4人組の基礎打ちからダブルスの4方向ノック練習をしました。10時過ぎにウルスラ学院が到着し、11時から団体戦を行いました。神奈川県勢は健闘しましたが、なかなか勝利はなりませんでした。 午後はウルスラ学院の指導のもと、ノック練習が始まりました。試合を観てクリヤーがよくないということで、椅子タッチ2人組クリヤーノックが始まりました。3歩のリズムが大切とのことで、中学生には持久力と繰り返し練習が必要との指導を受けました。1つのことを長い時間をかけて飽きずに行うことが大切とのことでした。
  続いて左右の奥に返球された球をクリヤー返球させるノックを行いました。バック側は特に男子と女子の体力差を考えて異なる方法での指導が大切と話しがありました。その後は個人戦の試合が始まりました。
 夜は神奈川県の指導のもと、スマッシュのパターン練習を段階的に行いました。フォア奥、ラウンド奥、フリーと返球する球のコースをきめて全力でスマッシュすることと、ネット前に素早くフットワークすることを繰り返し練習しました。夜7時45分まで練習して1日目が終わりました。選手はだいぶ慣れてきて声や行動もよくなってきましたが、強豪校の動きや行動にはなかなか追いつけませんでした。宿泊はグリーンパレス石岡にお願いしました。合宿感がとてもする宿でした。食事も大変おいしかったです。
 2日目は朝6時30分集合で朝練習をしました。この日の午前中はウルスラ学院の指導のもと、トレーニング(アップと言っていましたが)20秒ダッシュから始まり、鬼ごっこなど、前回の宮城遠征(2002年)に習ってきたメニューを更にバージョンアップした内容でした。およそ1時間のトレーニングに汗を流しました。その後、フォア奥からバック前、あるいはその逆の手投げノッが始まりました。ヘアピンをネットインするまで続ける練習でした。ネットインは偶然ではなく、狙って打つ球だと教わりました。選手は真剣にかつ、楽しく練習に取り組みました。基礎打ちをして再び団体戦を行いました。メインの体育館の雰囲気はとてもよく、皆一生懸命でした。しかし、神奈川県が勝つ試合はまだまだ少なかったです。
 午後は再び茨城県の指導による練習を行いました。練習=試合=練習=試合のサンドイッチ練習は川崎ジュニアの定番練習です。本日行われたイチローのホームラン捕球の話しに始まり、打球をラケットでキャッチする練習。フェイントを効かせて返球する練習、シャトルを背面でキャッチする練習を行いました。身体やラケットを自由にコントロールする大切さを学び取りました。最後のもう一度個人戦の試合を1ゲームで行い、午後3時にはウルスラ学院が帰校、神奈川県も午後4時には帰路につきました。来年の開催もお願いし、今年の夏に茨城県ひたちなか市で行われる関東大会での再会を約束して茨城遠征が終了しました。渋滞もあり夜8時前に川崎駅付近に到着し、さらに宮前平駅で全員の無事の帰着を確認して解散となりました。関係された方々に深く感謝の意を表します。どうもありがとうございました。別ページにて画像と動画の公開をしています。by組長