今日まで…そして明日から…<7回目>
以前から自分のこれまでの歩みや考え方をまとめようと思っていました。今回新型コロナウイルス感染防止大会のため「自粛」となり、「全国大会開催」の思い出や「市内大会完全制覇」のまとめをしました。「緊急事態宣言」が発令されて益々困難な事態となりました。仕事も休止となり、バドミントンも出来ません。しかし、明日を信じて前に進みましょう!124
※夢見が崎動物公園の菜の花、パンジー。
テーマは…
その1:<生い立ち>
その2:<生徒に寄り添う!>
その3:<体育の先生への偏見~体育嫌いの思い>
その4:<コミュニケーション能力の向上>
その5:<着火点を見逃さない>
その5:<着火点を見逃さない>
その6:<人と接する、協力する>
その7:<体験させることを増やす>
その8:<大学に行けたのは…>
その9:<他の方の考えを聞いて、自分の考えを作る>
その10:<赴任させていただいた学校で(1)(2)>
その11:<子どもにとって一番大切なのは、味方になってくれる大人がいる事>
その12:<名言!迷言?事件!>
その13:<切磋琢磨に込めた意味>
その14:<若い指導者にむけて>
つづく…
その14:<若い指導者にむけて>
つづく…
毎回2話程度を投稿していきます。
その12は次回掲載します。by組長
その11:<子どもにとって一番大事なのは、
味方になってくれる大人がいる事>
昨年(2019年)の11月にNHKで「少年寅次郎」という土曜ドラマが放送されました。「とらさん」こと車寅次郎の少年時代を描いた山田洋二監督が書いた「悪童 寅次郎の告白」をドラマ化したものです。観ましたか?演じている俳優や子役がとてもいい味をだしています。自分は毎回録画して何回も観ています。小説も買いました。倍賞千恵子さんの朗読CDも入っていてこちらも優れています。
第5話最終回の冒頭で、寅次郎は父親と喧嘩して家をでていってしまい、育ての母親の光子さんがどこに行ったか心配している時、おいちゃんやおばちゃん、さくらは居場所を知っていて、思わず光子さんにそのことをバラしてしまう場面があります。その時の台詞が今回のテーマです。その台詞が…
光子:「怒っちゃいないよ、ありがとう子どもたちの見方になってくれて」「子どもにとって一番大事なのは、自分の味方になってくれる大人がいる事だね」「あの子たちは幸せだ、これからもよろしくね」と続きます。どうですか?自分は改めてこの時気づきました。
自分たち指導者は子どもの味方なんだ。苦しい時や大変な時、悲しい時はもちろんのこと、嬉しい時や楽しい時、笑える時は一緒になっていなければならないと思いました。そのことが何時やってくるかは分かりません。接している時ではなく、しばらく時間が経った時になるかもしれません。試合に勝って喜び、負けて悔しがり時もあるでしょう。いやずっと時が経ってその時間を思い出し、現在の自分に何某かの影響があれば味方になったことになるのではないでしょうか?
毎年のように三年生受け持っていたので春の時期は決まって「京都奈良修学旅行」引率していました。京都や奈良ならではの所に連れていき学習させてきました。奈良の尼ヶ辻駅付近にある「垂仁天皇陵」伏見の「十石舟」、京都亀岡の「保津川下り」祇園の「銭湯」大原の「三千院・宝泉院」京の奥座敷鞍馬の「鞍馬寺」…(←クリックして場所)川崎ではなかなか味わえない所によくクラス行動や班行動で行かせました。自分は2日目の1日班行動の昼食は決まって「京都タワー」近くにしていました。何故かと言うと、結婚して旦那の仕事の関係で京都に住んでいる教え子と会って毎回食事をしていました。京都に慣れずに早く川崎に帰りたいと言ってました。
それも最後の年のこと…こんなやりとりがありました。
前日の夕方のメール、「お疲れ様です!ようこそ京都へ明日12時了解しました。また京都タワーで待ち合わせしましょう!明日はあいにく雨っぽいですが気をつけて来てくださいね!」
食事をして話しもいっぱい出来て、次のCPは伏見稲荷だったので、京都駅まで見送ってくれました。
自分は「大丈夫ちゃんと着きました。色々と話ししてくれてありがとう!」
そしたら「よかったです!こちらこそありがとうございました。お話し楽しかったです。ご飯もご馳走になってありがとうございます」♥「先生に教わったバドミントンのお陰で遠い見知らぬ土地でもいろんな人と関われて楽しく過ごすことが出来ました。バドがなかったら頑張れなかったと思います。先生もいろいろ大変でしょうができる限り続けてください。お願いします。応援しています。神奈川にかえったらまた行きます。それでは修学旅行頑張ってください!」という返信がきました。慣れない土地で友人が出来ずにいたのですが、パート先でバドサークルに出会い仲間が出来たというのです。
その子の人生の足しになる何某かのものを経験させてあげられたのかと思うと、胸がとても熱くなりました。よく叱り、練習して苦しい時間だった中学時代だったと思います。中学県大会女子ダブルス第4位で惜しくも関東大会を逃した生徒でした。でもその後の生活に潤いを与えることができたものを作れたと思っています。それが何よりだと思います。自分にとっても味方になってくれた存在です。ありがとう!
叱ることが会っても常に寄り添い、いつも味方になる!
その12↓につづく…by組長
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