2020年3月28日土曜日

茨城遠征に行きたかった~!第1弾 思い出の仙台遠征PLAY BACK!

 今日は令和2年3月28日(土)午後9時過ぎ…予定通りいけば今は茨城県つくば市にいたはず。新型コロナウイルスなる「見えない敵に」行く手をさえぎられて、一歩も川崎の地から外へは出られない、「自粛」の日々…毎日一万歩歩くのが精一杯の日々…アーア
 I can't be contented with yesterdays glory
Today is my moment, now is my story
'Ere I forget all the joy that is mine, today
昨日は歴史…明日は謎…今日を大切に

そこで遠征に行った気分になろうと思い、2002年今から18年前の3月31日~4月2日までの聖ウルスラ学院中高校への

をしてみます。もう、この当時中3だった生徒は、もう32歳!結婚して子どもがいる世代かも。
 頑張ったあの日に戻ります…茨城に行けなかった選手も遠征しているような同じ気持ちになれたらと思い編集しなおしました。
2002年仙台遠征集合写真!

 作業をしていたら茨城県から連絡がありました…令和2年6月6日(土)~7日(日)で延期開催はどうかの打診がありました!中間テスト前の学校もありそうですが、考えてみる方向で行きます!こうご期待!

2002年3月31日(日)午前7時向ヶ丘遊園駅前出発!
選手21名 指導者延べ7名で行きました。
 <反省から1>
 今回の遠征はちょっとしたことから始まりました。犬蔵中での教え子であるウルスラ学院の先生が2年前(2000年) の12月に川崎ジュニアバドミントンクラブに練習をしに玉川中に来てくれました。 現在の高1(今は34歳)にあたる生徒がおもに指導を受けました。その年の夏に女子団体でみごと全国制覇を成し遂げた年でもありました。その時にこんな会話がありました。「何か練習方法を教えてくれないか」という問いに先生は「先生に教わった練習しかしていません」との返事でした。全国で優勝するチームの練習方法にとても興味がありました。いつもお世話になっている、茨城県阿見中の練習はとても基本に忠実で、理論がとても整然としていました。いまでも利用させていただいている方法もあります。先生の言葉を聞いたときは半信半疑でしたが、今回ウルスラと一緒に練習させていただいて、基本の重要さが再確認されました。

行きはよいよい!


まだ元気な初日!







<反省から2>
その年の1月の関東オープンで2軍?のチームで女子団体準優勝する生徒をみて、みんながすごさを感じました。スピードのあるフットワーク、試合を重ねる事にうまくなる選手。 スタミナ充分でした。負けるととても悔しそうな表情になり根性をみせてくれました。 帰り際、「5日制になるから、今度きませんか?」と誘われました。まってましたとばかりに、遠征の準備を始めました。柿生中の保護者に連絡をまず最初にとりました。運転をお願いするからです。休みをとっていただけると快諾の返事に安心しました。期日は3月31日~4月2日までに決定しました。ウルスラにとっては全国選抜・都道府県 対抗と遠征が続く日程での合同練習でとても迷惑をおかけしました。





3/31(1日目)練習メニュー
1:30 体操柔軟ランニング(ギャラリーコース15周)ストレッチ15分
     ラダートレーニング20分
     2人組シャトルダッシュ(コートのサイドラインにシャトルを置いていき、
     回収するダッシュ) 16個 15個 10個 5分休憩 
     フットワーク後2前1 5回 前2後1 5回 サイドも同様ジャンプまで 
     基本15分 
     クロスクリヤ椅子タッチ12分×4回 
     オールロング・ショート3分×4回続けて
     ノータッチを取れなかったらダッシュ とられたらジャンプ1回×10回
5:30 終了 夕食
     A:1点返し(VS指導者) フォア奥・バック奥 
      連続15回タッチミスは123ジャンプ体育館1周 
     B:ダブルスアタック左50回×5 右も同じ(VS指導者)
     C:トスノックバックハンドレシーブ ロビングなど各10回×10
8:00「気合いの5」2人組ダッシュ 
     5.4・3・2・1本合計15本ダッシュ  終了

【動画:ラダートレーニング1】

【動画:ラダートレーニング2】

【動画:フットワーク】

【動画:バックハンドウルスラ選手】

【動画:バックハンド手投げ】

<反省から3>
選手21名と指導者7名3日間とてもよく頑張りました。練習内容はこの文の最後に書きますが、とても充実していました。オールショート・ロングと基本的な練習をウルスラの生徒は飽きずに黙々とシャトルを追いかけていました。自分のコートにシャトル を落とすことはごくまれでした。それも予想をはるかに越えた練習時間でした。1つのことにかける時間がとても長かったです。
 トレーニングも昔、犬蔵でやったものが多かったです。広い12面の体育館で行うので、これも大変でした。ウルスラの選手は平然とこなしているのに対して、川崎の選手は必死でした。早くもトレーニングで一着目のTシャツが汗でびっしょりになっているのに対して、ウルスラの選手は汗ひとつかいていません。これには3日間びっくりしました。1日のハードな練習を1枚のTシャツで 過ごしている選手が多数でした。
朝の100段階段3本!


RUNNINGでは負けない!


若い!若い!

こちらもさらに若い!



4/1(2日目)メニュー
6:30 朝練習 神社階段 約100段3往復 
9:00 ランニング10分×2(逆方向) ストレッチ15分
     トレーニング20秒ダッシュ20秒歩き20回 
     一方向鬼ごっこ3分5セット 
     基本15分 5分休憩。
     3-1シングルスレシーブ3が攻める 1が守る8分×4 
12:00昼食
    午後ゲーム約100試合 
6:00「気合いの5」2人組ダッシュ 5・4・3・2・1本合計15本ダッシュ




宿舎にてリラックス?



冊子書きも大変!


<反省から4>
 また、強いチームにありがちなだらしなさは微塵もありませんでした。「がんばれー」の声は練習中とぎれることがなく、ラケットやジャージ、シューズの置き方など整然としていて、とても気持ちがよかったです。1日目はランニングも遅れて先頭にはウルスラの選手ばかりになってしまって「喝!」を入れられることもありましたが。2日目からはアップの20分間走から川崎の選手は頑張りました。

<反省から5>
  先頭に躍り出て、6周も抜かした選手もでました。残念ながら試合では、今年中1に上がる小学生には勝ちましたが、中学2.3年生には女子は歯が立ちませんでした。中3の男子4人も高校生の選手や、東北チャンピオンの中2のダブルスにファイナルで勝つのがやっとでした。練習にはとても迷惑をかけたかもしれませんが、川崎の選手は感想にもあるようにとても大きな収穫を得てきたように思います。教わってきたことを今後に生かせるように参加した生徒、顧問がよいと思ったことを積極的に取り入れ、川崎の選手にあった方法に変えるところは変えて、練習の取り入れていこうと思います。
今日も100段階段!



頑張ったあの日!


往年の名ダブルス復活!



気合いの5

渾身のアザラシ!


全力が大切!

4/2(3日目)メニュー
6:30 朝練習 神社階段 約100段 3往復
9:00 ランニング10分×2(逆方向) ストレッチ15分 
     4人組トレーニング 
     1、ダッシュ2、後ろダッシュ3、123ジャンプ
     4、アヒル5、アザラシ 6、馬跳び リレー形式
基本15分 
11:00 ゲーム約80試合 
 2:00「気合いの5」 2人組ダッシュ 5・4・3・2・1本合計15本ダッシュ
 2:30 終了 反省会 帰着
すべての出し切った!

お世話になりました

<反省から6>
最後になりましたが、今回の遠征でお世話になったウルスラ学院バドミン トン部のみなさん、顧問の先生、コーチの先生、本当にありがとうございまし た。また、遠征に参加してくれた松尾組の諸君小売店の方々、白鳥中の顧問、そしてとてもお世話になった運転手さん本当にありがとう ございました。by組長 2002/4/2

<選手感想>
感想:男子1<M.M>
 僕は、県外の合宿は初めてでとても楽しみにしていました。それに聖ウルスラ学院と言うすごく強い所と聞いたので余計に楽しみでした。そして行ってみると女子しかいなかったのでちょっとあまく見ていました。だけどすごく強く体力もあって女子だからといって油断はできませんでした。
 トレーニングもすごくきつく大変でした。そして、僕の目標は、体力をつけもっと攻めれるようにすることでした。だけど練習がきつくてついて行けない時もありました。そして試合ではシングルもやったけど負けてしまいました。本当に神奈川よりも強くてこのままだったら絶対に関東でも全然だめだと思いました。
 さらに大学の時に組んでいたインカレ優勝のコーチさんと試合ができました。だけど負けてしまいました。だけど、すごくいいアドバイスがもらえてすごくよかったです。そのアドバイス通りにやっていきたいと思います。僕はこの合宿に参加してとてもよかったです。

感想2:女子1<T.K> 
 私は、聖ウルスラ学院に行きたくさん学ぶ事ができたので良かったです。1日目に、顧問の先生から、「つらい時につらい顔をする事は誰にでもできるから、つらい時に笑うこと」や、「大変な時や、くるしい時、つらい時にがんばること、くじけずにつづける事がとても大切」という事を聞いて、この3日間、自分の頭にいれてがんばりました。また、こんなチャンスは絶対にない!と思い、ウルスラの人達とたくさんお話しをしたり、わからない所を聞いたして、いろいろがんばりました。

自分がどうやったらもっとウルスラの人達にちかづけるのか、どんなところがちがうのか、指導者の人に聞くこともできたので良かったです。
 練習内容も、ウルスラの人は簡単に疲れた様子もなくやっていたのですごいと思いました。声もとぎれる時がなく、みんながだしていました。私達がみならわなくてはいけないところがたくさんあったので、私達も自然にできるようになるといいと思いました。この3日間で学んだ事、教わった事、お話しした事、ひとつひとつを大切にして、これからがんばっていきたいと思います。

感想:女子2<T.T>
 全国レベルのウルスラ学院の人達と練習をして私は「さすがだなぁ」
と思いました。初日は、シャトルを打つまで約3時間、休むヒマもほとんどなくてすごく疲れました。私はとってもキツかったのにウルスラの人は全然よゆうで、これじゃあだめだなと思って、足は動かなかったけど頑張りました。 基本では、高校生の人とやって、立つ位置などを教えてくれたり、.すごく充実した3日間になりました。この3日間をムダにしないようにこっちでもがんばって、家でもできる事をやって、少しでもウルスラに近づければ良いなぁと思います。

感想:女子3<H.Y>
全国優勝のチームはどんな練習をしているのかな?と、ドキドキしながら行きました。練 習の内容は私たちのメニューとそれほど変わりませんでした。さすが強いチームだなと思ったのは、1つ1つの練習時間が長いのに、みんなが
最後まで気を抜かずに、しかっりとメニ ューをこなしていることでした。そこが、私とウルスラの人たちの大きな違いだったのかもしれません。これからは、学校の練習も、1つ1つを大切にがんばって行きたいと思います。 今回、この合宿に参加できて、とてもためになりました。ありがとうございました。


仙台遠征!2002PLAY BACK!
でした。
さあ、頑張ろう!今の中学生、小学生諸君!