2020年3月29日日曜日

茨城遠征に行きたかった~!第2弾 埼玉県入間市宿泊練習会!1回~5回

 今日は令和2年3月29日(日)季節外れの雪模様…予定通りいけば茨城県つくば市にいたはず。新型コロナウイルスなる「見えない敵に」行く手をさえぎられて、一歩も川崎の地から外へは出られない、「自粛」の日々…今日も遠征に行った気分になろうと思い、1999年「第1回宿泊練習会IN入間」に始まった5回までの練習会を振り返ります。

<宿泊練習会 目的> 
川崎市の小中学生のバドミントン技術の向上を目指し、宿泊をともにすることで、選手間や指導者との交流を深める。

Photographs And Memories

by Jim Croce  あの時…あの場所…あの思い出の写真…
第1回宿泊練習会:1999年(平成11年6月12日(土)~13日(日))
場所:埼玉県入間市青年の家(入間市小谷田1681-1)←場所
以降、2001年5回開催まで続いた…宿泊練習会発祥の地!
この当時は終了後報告書を作っていました。



宿泊練習会の始まり…それは
 それはある大会でヨネックスの方と「ジュニアで合宿やりたいなー」となにげに話しをしたことから始まりました。「安くて良い施設が埼玉にあります」と教えていただきました。当時、宿泊費はシーツ代だけで何と1泊178円!1泊2日の合宿が4000円で開催できました。指導者も全員宿泊して、変則4面の併設体育館で練習しました。環境は抜群でした。また青年の家ということで、「朝のつどい」「夕べのつどい」などが同宿者とあり新鮮でした。規律も厳しくまさに合宿所となりました。
 第1回を開催するのは並大抵のことではありませんでした。下見に始まり、準備、指導者集め、そして当日を迎え、自分は2日目の午前中バテてしまい、ダウンする始末。それでも頑張って5回までこの地で合宿しました。

第2回宿泊練習会:2000年(平成12年 2月12日(土)~13日(日))
第3回宿泊練習会:2000年(平成12年 7月 1日(土)~ 2日(日))
第4回宿泊練習会:2000年(平成12年12月26日(火)~28日(木))
第5回宿泊練習会:2000年(平成13年 2月10日(土)~11日(日))
第5回宿泊練習会2月





報告書には次のような反省文が…
<第1回反省その1>
 今回の宿泊練習会は、これまでの川崎ジュニアバドミントンクラブの練習の中でも特筆すべきイベントでした。第2・4土曜日のみに活動してきたわけで、それを日曜日まで拡大した所に意味もあり困難もありました。
 1つは部活動との兼ね合いです。日曜日に行うということで各学校の顧 問の先生方にはご迷惑をおかけしました。幸いご理解をいただき4校の参加の下、実施できました。感謝しています。今後も部活動の運営とジュニ アバドミントンクラブとの活動にギャップが生じないようにしたいものです。



第4回2000年12月宿泊練習会

<第1回反省その2>
 しかし、逆にうまくこのクラブを利用していただければ、さらに充実した練習会や合宿開催できるわけで、生徒は顧問をはなれ一個人として参加することにより、より強くバドミントンに関われると思っています。
 広く川崎の地にバドミントンを広げていくこと、生徒がより競技に興味おぼえ、技術を向上させ、一生つきあっていけるスポーツになったらと思います。
今後も年1~2回程度、開催できたらと思っています。ご参同いただける方を探し、やる気のある生徒をこれからもひっぱっていきたいと思います。
 最後になりましたが多数指導者としてこの練習会に参加していただい た方に感謝をいたします。ありがとうございました。



第4回2000年12月宿泊練習会

<松尾組事務局長から>この冊子を作っていただきました。
 こんにちは。松尾組事務局長です。今回の報告書を作成するにあたり、この場をお借りして松尾組を代表し、ご挨拶させて頂きます。
 まず始めに松尾組は松尾イズムをくむ組長の教え子達が集まり 結成された団体です。決して暴力団ではありません。川崎の地に広くバドミントンの楽しさを普及させるために、小・中学生の技術指導、父母の方々のご理解をいただくための広報活動、そして自分自身の技術力向上を目的としてバドミントンに取り組んでいます。
 私達が中学生だった頃は今回のような合宿はなく、今の恵まれた環境を考えると、くやしい様な、うらやましい様な複雑な気分です。
 これからもこの様な練習の場を大切にしていき、組を上げて構成員一同、 一生懸命頑張っていきたいと思います。 以後、お見しり置きのほど宜しくお願い致します。
                          松尾組17番 松尾組事務局長



第5回2001年2月宿泊練習会
第1回宿泊練習会 選手反省 <選手反省1>
白鳥中学校<A,Iさん>
 今回の合宿は指導者さんにシングルを教えてもらいました。
練習がきついと思ったことが何度かあったけれど、終わってよく考えたら、やっておいて良かったと思います。今回は1泊2日だったので長いようで短かったです。合宿中に足を痛めて、他の人や指導者に迷惑をかけてしまったことが、 とても残念です。前回とは違って走ることよりもシャトルを打つことを中心的にやりました。オールロングの時、指導者さんが「とにかくシャトルに さわれ」と大声を出してよく叫んでいました。「シャトルにさわれるよう になれば全体に打てるようになるから」と言われ夢中でシャトルをおっかけました。
 1番試合で心に残ったことは、組長先生に10点で負けたことです。あと3点のためにもっと練習して力をつけたいです。宿泊練習会に来て教えてくれた指導者の方々ありがとうございました。

<選手反省2>
 中野島中学校<M,Aさん>
 この合宿に参加して、最初に思った事は、指導者の人がたくさんいることでした。全員の指導者達とは練習が出来ませんでしたが、こんなにたくさんの指導者がいたのでよかったと思います。練習では、声もたくさん出せました。今までは、バックのドライブがなか
なかストレートに打てなかったけれど、合宿を通してできるようになったと思います。
 後は、どんな事もやりぬくという事です。ランニングはとても辛かったけれど、最後まで歩かないで走る事ができました。スマッシュがネットにひっかかってばかりで「なんでだろー?」とか思いながら頑張ってやりました。他の学校の人達とも2日間、練習できてよかったです。
 夜は、少し起きていたけれど、やっぱり次の日がつらいので寝ました。どの練習も大切なんだと改めて思いました。これからも頑張ろうと思います。

<選手反省3>
中野島中学校 <T、Oさん>
 私が合宿に参加した理由。それは、『強くなりたい』その思いだけだった。「夜の8時30分ぐらいまでやって体が持つかな?」と思っていたけれど夏の合宿より楽だった。合宿へ行って良かったところはスマッシュです。 前はヨタヨタで奥まで行くスマッシュだったが(肩も下がっていた)、合宿へ行ってスマッシュの練習をいっぱいやっていたら、「スマッシュ 速いよ!」と見ていた人に言われた。その時は「合宿へ来て良かった。」という思いと、うれしい思いでいっぱいでした。

 けれど、次の日は期末試験前なので部活がなかった。その時は、部活がなくてくやしかった。スマッ シュが速く打てたのは「指導者の人のおかげと私の努力だな~。」と思いました。だが、1日2日たつと、その努力がなくなってしまう。
 くやしい! 自分の体に腹がたってくる。悪いところは試合では自分の実力が出せなかった。あと、声をあまり出せなかった。チャンスのタマをミスしてしまった所だった。合宿に来て違う学校の人とも友達になれたし、部活であまり話しをしていない人ともいっぱい話しができたし、ダブルスの動きも結構分かった。

最後に…
第5回宿泊練習会を終えて 入間最後の宿泊練習会反省…

 はやいもので今回で5回目になりました。施設にも慣れて有効な練習が出来ました。 また、昨年の12月の反省が生きていたので。活気もありました。「冊子の表紙に書きましたが、3つの目標を定めました。①自主的な練習 ②お互いを高める練習 ③ライバル意識を持つ練習です。
 今回は3つとも達成できたように感じま す。1日目の午後に空いている生徒を集めて話をしました。コートに入りきれない指導者を言葉は悪いが、利用しなさいと言いました。せっかく来ている指導者を疲れさせないことはないのです。みんな君たちのことが好きで、バドミントンがなによりも好きな 人達ばかりです。土曜日の仕事を終わらせてまっすぐに入間まで来てくれた人や、夜になってぎりぎりで到着し、次の日の朝一番で練習に参加してくれた人。2日目に仕事が あっても泊まっていただいて、午前中時間が許すまで一緒に練習してくれた人もいます。ジュニアの練習会はそういった指導者の人の力に支えられているのです。
 だから、来ていただいた以上は、君たち選手が自主的の指導者に練習をつけていただく、質問をして 自分のものとすることが大切です。 「自分を向上させたいとする力は自分で作るものです」。でも、その力を色々な人に支えられたり、カをもらったり、逆に他の人に力を上げたりすることもできます。
 この合宿中にこんなことを言っていた生徒がいました「みんなやる気があるから、とても練習しやすい」。余計なことを考えないでひたすらバドミントンの事だけ考えることができる ような練習ができたら最高です。
第43回2019年宿泊練習会

 来年から学校5日制に完全移行します。ジュニアが始まってはや7年目を迎えます。 今後どのように活動するかは考え中ですが、原則は今まで通りに行いたいと思っています。また、もっと地元に根ざした活動も考えています。川崎市の施設の利用も視野に入れて調整中です。今後も頑張りましのでご支援お願いします。 
 「最後になりましたが、今回もお世話になった入間青年の家職員の皆さん、多数参加していただいた指導者の皆さん後協力ありがとうございました。
                              平成13年2月24日
 
久しぶりに自分の文章を読んでみて、何も今のスタンスと変わっていないことに気づきました。今回の茨城遠征が延期になり、過去の遠征や合宿を振り返ることができたのが、ある意味収穫でした。宿泊練習会は今年夏に44回、冬に45回を開催します。よろしくご参加ください。茨城遠征はただ今、調整中です。また連絡します。
    ここまでお読みいただいてありがとうございました!感謝します。by組長