この日はトレーニング理論の勉強をしました。選手の発達時期に合わせてトレーニングを計画することが大切だと改めて学習し直しました。アメリカの人類学者「スキャモン」が提唱した「発育曲線」(1928年)を知っていますか?
一般系・生殖器系・リンパ系と神経系の発達を20歳の時点を100%としてグラフ化したものです。その中でも特に運動能力に関わるのが「神経系」(青のグラフ)です。5歳までには80%に達し、12歳でほぼ100%になると言われています。一度形成された神経回路は一時記憶から長期記憶になり、一生ものの力となり形成されていきます。
プレゴールデンエイジ(3~8歳:幼児~小学生低学年)では、さまざまな経験から体の使い方を覚え、将来的な運動能力の基礎が作られます。言葉に反応できる時期になります。
ゴールデンエイジ(9~11歳:小学生高学年)ではスキルの獲得が見られ、自分の思うとおりに体が動かせたり、他者の動きを見て吸収できる(ミラーニューロン)時期です。この時期で得たものが一生ものになります。しかし、一般系の発達はまだまだなので、筋力やスピードをつける時期ではありません。
ポストゴールデンエイジ(12~14歳:第2次成長時期)では、体が大きくなりパワーやスピードも増してくる時期になります。また男女差や様々なアンバランス(反抗期)もでて来る時期です。
それ以降はインデペンデントエイジ(中学生後半~大学生)と言われ、落ち着いた時期を迎えます。
プレゴールデンエイジ→運動の動きを覚えて基礎をつくる時期
ゴールデンエイジ→高度な技術を習得してスキルを伸ばす時期
ポストゴールデンエイジ→身体能力を向上させる時期
従って、この大切なジュニアの時期の今、大切にしていきたいトレーニングは、まず「神経系」そして、その後「持久力系」さらに「筋力系」を鍛えるとよくなります。
そこで、紹介されたのが「コーディネーショントレーニング」です。講習会ではさまざまなトレーニングの一つとして教わりましたが、自分的に興味があったので終了後学習してみました。
このトレーニングは「筋肉」「持久力」を向上させることを直接の目的とせず、目や耳から入って来た情報を「脳」が判断して、体の部分を伝え、効率よく動かすことの能力を向上せせるのが目的になります。神経系の発達が最もよいゴールデンエイジの時期に行うことで、コーディネーション能力が向上し、一時記憶から長期記憶になり、一生ものの財産になります。
コーディネーション能力は7つの要素からなるそうです。
①リズム能力:リズムに合わせて上手に身体を動かすことができる。
②バランス能力:崩れた姿勢になっても、即座に修正することができる。
③変換能力:状況変化に対応して動作を切り替えることができる。
④反応能力:合図に反応して正確に対応することができる。
⑤連結能力:身体の部位を同調させることができる。
⑥定位能力:動いているものとの位置関係を掴むことができる。
⑦識別能力:道具を上手に扱うことができる。
そこで、川崎ジュニアでは、これまでの通常練習で「HIIT(ヒット)」(『全力』と『ゆるい』を『交互に繰り返す』)や「ドットトレーニング」「動的ストレッチ」(MP:ムービングプレパレーション)などを行ってきましたが、今後この「コーディネーショントレーニング」を入れていきます。まだ学習中ですが、川崎ジュニア的に変えて、11月25日(日)の通常練習午後の鬼ごっこの時間帯(午後1時半~)に行います。ユーチューブ等でも紹介されていますので、是非みておいてください。
<例>
1人で行う:すりすりトントン・1人じゃんけん・ウオーキング手足・ビハインドキャッチ・スクワットグリップキャッチ・マリオネットなど
2人で行う:じゃんけん追いかけ・背中立ち・シャトル投げ背面・ボールパスなど
3人で行う:ボール3人フォアバックラウンドなど
3人以上で行う:ムカデタッチ・ボールリバウンド・セブントゥスリーなど
プレゴールデンエイジ(3~8歳:幼児~小学生低学年)では、さまざまな経験から体の使い方を覚え、将来的な運動能力の基礎が作られます。言葉に反応できる時期になります。
ゴールデンエイジ(9~11歳:小学生高学年)ではスキルの獲得が見られ、自分の思うとおりに体が動かせたり、他者の動きを見て吸収できる(ミラーニューロン)時期です。この時期で得たものが一生ものになります。しかし、一般系の発達はまだまだなので、筋力やスピードをつける時期ではありません。
ポストゴールデンエイジ(12~14歳:第2次成長時期)では、体が大きくなりパワーやスピードも増してくる時期になります。また男女差や様々なアンバランス(反抗期)もでて来る時期です。
それ以降はインデペンデントエイジ(中学生後半~大学生)と言われ、落ち着いた時期を迎えます。
そこで、紹介されたのが「コーディネーショントレーニング」です。講習会ではさまざまなトレーニングの一つとして教わりましたが、自分的に興味があったので終了後学習してみました。
このトレーニングは「筋肉」「持久力」を向上させることを直接の目的とせず、目や耳から入って来た情報を「脳」が判断して、体の部分を伝え、効率よく動かすことの能力を向上せせるのが目的になります。神経系の発達が最もよいゴールデンエイジの時期に行うことで、コーディネーション能力が向上し、一時記憶から長期記憶になり、一生ものの財産になります。
コーディネーション能力は7つの要素からなるそうです。
①リズム能力:リズムに合わせて上手に身体を動かすことができる。
②バランス能力:崩れた姿勢になっても、即座に修正することができる。
③変換能力:状況変化に対応して動作を切り替えることができる。
④反応能力:合図に反応して正確に対応することができる。
⑤連結能力:身体の部位を同調させることができる。
⑥定位能力:動いているものとの位置関係を掴むことができる。
⑦識別能力:道具を上手に扱うことができる。
そこで、川崎ジュニアでは、これまでの通常練習で「HIIT(ヒット)」(『全力』と『ゆるい』を『交互に繰り返す』)や「ドットトレーニング」「動的ストレッチ」(MP:ムービングプレパレーション)などを行ってきましたが、今後この「コーディネーショントレーニング」を入れていきます。まだ学習中ですが、川崎ジュニア的に変えて、11月25日(日)の通常練習午後の鬼ごっこの時間帯(午後1時半~)に行います。ユーチューブ等でも紹介されていますので、是非みておいてください。
<例>
1人で行う:すりすりトントン・1人じゃんけん・ウオーキング手足・ビハインドキャッチ・スクワットグリップキャッチ・マリオネットなど
2人で行う:じゃんけん追いかけ・背中立ち・シャトル投げ背面・ボールパスなど
3人で行う:ボール3人フォアバックラウンドなど
3人以上で行う:ムカデタッチ・ボールリバウンド・セブントゥスリーなど
2018年11月25日実施
2018年12月2日実施 動画あり
①すりすりトントン動画 ②グーちょきパー ③1人じゃんけん動画 ④クロスタッチ動画 ⑤マリオネット動画 ⑥シャトルロール動画 ⑦ビハインドキャッチ ⑧筒キャッチフォアバック動画 ⑨筒剣玉動画 ⑩筒打ちフォアバック動画 ⑪シャトルショットガン動画 ⑫2人追いかけあかあお たこたい ⑬小ムカデ動画 ⑭大ムカデ動画
※参加は10名でした。みんな実に楽しそうに行っていました。少し難しい課題で、頑張って練習すればできるようになるように設定することが大切です。講習会や本で勉強した内容を川崎ジュニア流に設定し直して実施しました。自宅や部活動での外練習などでぜひ活用してみてください。今後も1日練習の時には行って行きます。
動画:すりすりトントン
動画:ウオーキング手足
動画:背面キャッチ
動画:ラケットキャッチ
動画:背面立ち
動画:ビハインドキャッチ
動画:ボール2個
動画:赤青ダッシュ
動画:ボールフォアバックラウンド
2018年12月2日実施 動画あり
①すりすりトントン動画 ②グーちょきパー ③1人じゃんけん動画 ④クロスタッチ動画 ⑤マリオネット動画 ⑥シャトルロール動画 ⑦ビハインドキャッチ ⑧筒キャッチフォアバック動画 ⑨筒剣玉動画 ⑩筒打ちフォアバック動画 ⑪シャトルショットガン動画 ⑫2人追いかけあかあお たこたい ⑬小ムカデ動画 ⑭大ムカデ動画
※参加は10名でした。みんな実に楽しそうに行っていました。少し難しい課題で、頑張って練習すればできるようになるように設定することが大切です。講習会や本で勉強した内容を川崎ジュニア流に設定し直して実施しました。自宅や部活動での外練習などでぜひ活用してみてください。今後も1日練習の時には行って行きます。
動画:すりすりトントン
動画:1人じゃんけん
動画:クロスタッチ
動画:マリオネット
動画:シャトルロール
動画:筒キャッチフォア
動画:筒キャッチバック
動画:筒剣玉
動画:ショットガン
動画:小ムカデ
動画:大ムカデ
2019年3月31日 茨城遠征にて
動画:ビハインドヒット
動画:筒剣玉
動画:ショットガン
詳しくはその時の投稿をご覧ください