12月9日(日)埼玉県大宮東高校で行われた日本バドミントン協会主催の
「バドミントンキャラバン」に松尾組24番と一緒に参加してきました。とても広大の土地に立地した高校でした。さまざまな部活が全国大会や関東大会で活躍している学校で、何枚も横断幕が掲示されていました。バドミントン部員の生徒も挨拶や案内等とてもきちんとしていて、好感が持てました、
3つのコース(初心者・ジュニア・指導者)があり、自分たちは「指導者講習会」に参加しました。午前中は会議室で講義を受けました。午後はオリンピアンのレクチャーとTOKYO2020応援プログラムの「ラリーラリー」、指導者ジュニア合同講習会を受けました。と
ても充実した内容でした。いずれ神奈川県でも行われると思います。ぜひ、参加してみてください。
<午前>10時~12時
・Teaching(入れる):他者による成長 Coaching(引き出す):自己による成長の違いを学習しました。Coachingによる教育改革が今
の日本に望まれていること。その技術は習得し理解しなければ使えないこと。また、選手の話を傾聴し、感じたことを伝え、質問し、自発的行動を促すことが大切と学びました。
・こどもの脳の発達について学びました。言葉は7ヶ月でピークを迎え。手足の感覚は3ヶ月でピークを迎える。親はこどもにこの時期にしっかり話しかけ、手足を触って動かすことが大切だとお聞きしました。そして、色々なことを習得するには、それぞれに適した時期(臨界点)があり、「使わないものは捨てる」なので「後からでは間に合わない」ことを学び、5歳を越えたら臨界点が消失するとお聞きしました。BY5と言うそうです。人の記憶はただ「見て覚える」よりも、「書いて記憶する」方がより正確になることの実験もしました。
・そして筋の成長と合わせて考えると、ジュニアの時期にはまだ筋力が十分ではなので、「後ろをさばく練習」ではなく、バドミントンでは「前をさばく練習」を一杯行うとよいと学習しました。
・What to coach How to coach よりも Why to coach(なぜそれをおこなうのか)が今求められていることだと学びました。
・最後にPillar(ピラー)の保持の大切さについて学びました。そしてSSC
(ストレッチ・ショートニング・サイクル):いったん反対方向への運動で筋を伸展させて、生まれた張力を利用して、大きな力を発揮できる。前腕の回旋(回外→回内)運動で回外後「A:いったん止める」時と「B:止めずに一気に動かす」場合はどちらの方が、速いスイングスピードを得られるかの実験を配布された器具で行いました。さっそく帰宅後自宅で工作して作ってみました。実験は動画の収めました4回スイングしますが、A→B→A→Bの順で行っています。Bの方が強いスイングが得られることが分かります。実際のラケットスイングの時には、音がきれずに2回することが確かめられます。
前のショットを取った時のリカバリでもSSCを利用して戻るが、ピラーが前に倒れていると、うまくSSCが働かないことも学びました。
<午後>13時15分~16時
・オリンピアンのレクチャーをお聞きしました。バドミントン競技に取り組んだきっかけやその後の競技人生のお話しをしていただきました。目標を持ち、強くなりたい思うことが大切だということと、それを支えてくれる人に感謝する姿勢が必要だと教えていただきました。とても気さくな話し方でみんな聞き入っていました。
・TOKYO2020応援プログラムの「ラリーラリー」を行いました。これはバドミントンで東京2020を盛り上げるための応援プログラムです。シャトルアートとラリーラリー(1分間の6mのサイドラインドライブかネット有りの4mドライブ)のプログラムがあります。今日までにシャトルが飛んだ距離は435,326mだそうです、。地球1周(40,009,000m)を目指しているそうです。また、最高ラリー記録更新もあります。現在最高は何回だと思いますか?今度の通常練習や強化練習会で行いましょう。
・最後に合同でノック練習・半面フリーを行いました。果敢にオリンピアンに挑戦してきた小学生が出て、とても盛り上がった講習会になりました。練習の詳細は通常練習会で報告します。by組長