2020年2月17日月曜日

2月16日(日)通常練習会報告

 雨が強く降っていた日でした。中学生は試験前の学校も多くあったようで、少ない人数でしたが有効な練習ができました。2月8日(土)に行われた、指導者養成講座で習った練習の伝達講習会として行いました。最初にその日のブログの「挨拶④連発」
【動画:挨拶④連発!】

をプロジェクターで見ました。もう一度ここにも掲載しますので、見てください。号令はなく指導者が指示をした後に、「ハイ」「お願いします!」の声、指示を聞くときの手の位置、頭を下げる態度…最初に見たことにより、今回の練習会でとてもよい声が出るようになりました。選手10名、指導者8名マンツーマン状態で指導にあたりました。以下報告します。by組長

教える⇒伝える 伝える=文化の創造
先日の講習会は、これがテーマでした。指導者も選手も伝えることができたら、その練習が有効なものに近づくということ。伝え方は様々で「声」「文字」「絵」「動画・写真」…今回も指導者はもとより選手同士で練習中に伝え合うことを習得できるようにと指導しました。
 「声」が主なものでしたが、「ファイト」「頑張れ」は禁止!より具体的な声を重要視しました。選手がミスしたときは「肘が下がっている」「斜めに動いている」「歩幅が小さい」「ラケット目線で」…など1回1回集合して何が言えたか確認していきました。選手がよい状態の時は比較的簡単に「声」が出せます。「いいね」「その調子」「ナイスショット」…などみんな言えると思います。その練習で何を良しとしているのか、「完成形」を理解している必要があります。それが技術の向上につながると感じています。
 また、バドミントンの練習で行っていることが、いかにバドミントンの競技力向上につながっているかを考えて、理解して行うことが大切です。

講習会では体育館を大きく回る「ランニング」ではなく、コート内で行う「コート内ランニング」を学びました。いかに速く走れてもバドミントンには役にたたない。コートの中で速く、自由な発想の基、動けなければならないと学びました。いま行っている練習がバドミントンの何と結びついているのかを毎回考え、反省して、理解し実行する必要があると感じました。その中でも何を重要と考え時間を多く掛けて習熟させるかも大切です。
 講習会では「ネット前のショット練習」の多くの時間を使いました。決定率の高いショットの練習を多く行い、ミスを少なくしていくことの重要性を学びました。

午前 9時~12時5分
コート内ランニング
①1周左右ラン ②クロスラン ③くの字ラン ④フリーラン 
各メニュー2、3スタートで2セット④は10秒間×4
※選手の「声」:歩幅が小さい! 斜めに動いている!方向が違う! 右! 斜め!などやっていく内に始めは「声」が出せなかった選手も徐々に言えるようになってきました。

【動画:コート内ラン左右】

【動画:コート内ランクロス】

【動画:コート内ランくの字】

【動画:コート内ランフリー】

ネット前ショット
①ラウンド側②フォア側 各1分3セット シャトルの筒を置いて行いました。
※右利きの人のラウンド側は左足・頭・ラケットを一直線上の置き、右側側わんを伸ばし打点を上げて、振り抜き、振り戻す。ラウンド側は3本、フォア側は4本の筒を倒すことを目標にしました。
【動画:ネット前ショット1

【動画:ネット前ショット2
くの字ノック
①3スタート ②2スタート ③6カ所×逆 ①②は1分×3セット ③は2分
※2本目の球をクロスに打ち、次の球で決める。1本目はコントロール、2本目は角度、3本目で決める。6カ所は5球目を下がりながらつないで、6球目をコントロールする。

【動画:くの字ノック】


ライン攻撃
左右サイド 各3分×3セット×左右
※Bプッシュ:1球目を後衛(A)がラインをめがけてストレートスマッシュ。その軌道を見て前衛(B)が1歩踏み込んで動き、前に返球された球を決める。
Aプッシュ:前衛が踏み込んで動いたが、返球が自分のところに来なかった時に、後衛が3点カバーをして動き、前に出てきて決める。川崎ジュニアでも行っている練習です。


【動画:ライン攻撃】
午前中終了

午後13時5分~17時
バランスボールトレ
 日吉小にバランスボールを保管させていただいているので、久しぶりに行いました。バドミントンの何につながっていますか?バランス感覚や体幹を鍛えるのには楽しくできる、このトレーニングがよいと思います。今回は次のメニューを行いました。
①バランス ②正座 ③ムササビ ④ハイハイ ⑤ドライブ ⑥クリヤー
※特に⑤⑥はバランスボールに座ってシャトルを打つことに挑戦しました。下半身が固定されている状態の中で、上半身を上手く使って打つことを心がけました。



【動画:バランスボール3人正座】

【動画:バランスボールバランス】

【動画:バランスボールムササビ】

【動画:バランスボールクリヤー】

レシーブ練習

①バックラインレシーブ 4人組1分×4セット
②ゴムタッチレシーブ 2本エース取るまで
③2-3レシーブ 3は後衛1人 前衛2人 ミス抜けもしくはエース抜け
④全面VS半面アタック
※①は講習会で習ったレシーブです。②③は川崎ジュニアの通常メニューです。レシーブが粘り強い選手が強くなります。
【動画:レシーブ練習1】

【動画:レシーブ練習2】

【動画:ゴムタッチレシーブ】
<反 省>
 1日を通して「伝える」を合い言葉に指導しました。時間を追うごとにみんな出来るようになってきました。まだまだ自分のことで精一杯の選手も多いですが、「声」を掛けることが自分の技術力向上につながります。積極的に行えるとよいです。昼休みもすべての選手が指導者と練習できていました。よい傾向だと思います。
 松尾組51番が誕生しました!本日ユニフォームを渡しました。ぜひ、川崎ジュニアバドミントンクラブを支えてください!女神様!by組長



会計報告
参加費 3000円
前回まで -14191円 今回で-11191円