今回で茨城への遠征は6回目になりました。ただ単に試合だけする練習試合ではなく、お互いの指導者が交互に練習を組み立てて、一緒に活動しコミュニケーション能力を発揮して仲間意識を作りながら2日間を組み立てるところにこの遠征の良さがあると思い実施しています。雰囲気も徐々によくなりよい経験ができたことと思います。
川崎ジュニアならではの指導者をつかまえては各自の課題を練習することはよくできるようになりました。茨城県指導者にも声を掛けてお願いできる選手が増えました。強化練習会の反省が生かせました。半面、反省点は多々あります。まだまだ元気が足りないと思いました。今後の練習で自分を磨いてください。
以下報告させていただきます。尚、<お知らせ>ホームにて画像集を掲載してあります。是非ご覧ください。
<3月30日(土)>石岡市立石岡中学校体育館 6面
選手26名・指導者男子3名女子1名・運転手さん1名・応援保護者4名
7時川崎駅集合出発!
9:15 石岡中学校到着
9:30~11:00
茨城県指導の練習
ランニング・動的ストレッチ・ドライブ指導・基礎打ち
※ドライブ指導をしていただきました。面の使い方は面をフラットにするだけでなく、斜めに切るようなタッチ、ラケットを裏返すことが大切だと教わりました。その後複数でドライブを打ち確かめました。
【動画:ドライブ指導
【動画:ドライブ指導2】
【動画:複数ドライブ】
11:00~12:50団体戦試合形式練習 21点3ゲーム ファイナルは10オール
女子が2勝2敗、男子は2敗でした。
【動画:シングルス】
【動画:ダブルス】
昼食休憩40分13:20~14:30
川崎ジュニア指導の練習
ドットトレーニング5種類2セット・ドロップ(スマッシュ)ネットNR・レシーブドロップ(スマッシュ)ネットNRいずれも20本ミスなし。全体で10人以上達成で終了!未達成者は往復ダッシュ1本
【動画:ドットトレーニング】
【動画:ドロップネット】
【動画:レシーブドロップネット】
14:30~16:30
個人戦試合形式練習 21点1ゲーム
茨城県の選手はここで終了。18時まで石岡中の体育館をお借りして川崎ジュニアだけで練習を行いました。初日ということもあり、次のようなことを伝えました。①もっと元気よく全体を引っ張る②空いたコートやスペースを見つけ積極的に指導者に練習をしてもらう③シャトルを打つ時までに、体が暖めてジャージの下は脱ぐ。
試合を見てレシーブ力と何が何でも攻撃しようとする態度があったので、3月の強化練習会で行った3-2のレシーブをしました。2のレシーブは体勢が悪かったり相手のスマッシュが良かったら無理をせずにコースをついてあげる。チャンスを待って攻撃の移行するように考えて配球するように指示しました。自分たちだけの練習と言うこともあり、おおらかに声もでて、元気な練習ができました。夕食をいただき、7時まで地元のジュニアチームの練習を見させていただきました。とても自主的な練習で、無駄なく流れるように選手が動いていました。
宿舎着20時 入浴・就寝 おやすみなさい みんなよく寝ていました。
<3月31日(日)>八郷運動公園体育館 6面
選手31名・指導者男子4名女子1名・運転手さん1名・応援保護者9名
9:15~10:45
茨城県指導の練習
ランニング・動的ストレッチ・フットワーク練習サイド前後・カバー付きヒット
※動的ストレッチを指導者自ら教えていただきました。フットワーク練習ではリズムと歩数、動く範囲を指示していただきました。またカバー付きのヒットは、パワーをつけること、ラケット面でしっかり捕らえることを目標にして行っているそうです。強豪校は毎日オーバー・サイド・バックと200回以上振るそうです。
【動画:動的ストレッチ】
【動画:フットワーク練習1】
【動画:フットワーク練習2】
【動画:フットワーク練習3】
【動画:カバー付きヒット1】
【動画:カバー付きヒット2】
10:45~12:50団体戦試合形式練習 21点3ゲーム ファイナルは10オール
女子が3勝1敗、男子は3勝でした。
昼食休憩40分
13:30~14:45
川崎ジュニア指導の練習
コーディネーショントレーニング・ラリーラリーを行いました。
※①すりすりトントン②1人じゃんけん③手足リズム④ビハインドキャッチ⑤筒キャッチ⑥筒剣玉⑦ショットガン⑧ビハインドヒットを行いました。
【動画:ショットガン1】
【動画:ショットガン2】
【動画:ビハインドキャッチ】
【動画:ビハインドヒット】
【動画:筒剣玉】
【動画:筒キャッチ】
このトレーニングは「筋肉」「持久力」を向上させることを直接の目的とせず、目や耳から入って来た情報を「脳」が判断して、体の部分を伝え、効率よく動かすことの能力を向上せせるのが目的になります。神経系の発達が最もよいゴールデンエイジの時期に行うことで、コーディネーション能力が向上し、一時記憶から長期記憶になり、一生ものの財産になります。(以前掲載)コーディネーション能力は7つの要素からなるそうです。
①リズム能力:リズムに合わせて上手に身体を動かすことができる。
②バランス能力:崩れた姿勢になっても、即座に修正することができる。
③変換能力:状況変化に対応して動作を切り替えることができる。
④反応能力:合図に反応して正確に対応することができる。
⑤連結能力:身体の部位を同調させることができる。
⑥定位能力:動いているものとの位置関係を掴むことができる。
⑦識別能力:道具を上手に扱うことができる。
みんな楽しそうに行ってくれて良かったです。茨城県の指導者も興味を示していただきました。
ラリーラリーは1分間6mドライブで、2020応援プログラムとして実施されているものです。今回茨城指導者VS川崎ジュニア指導者の対決を行いました。
結果は119VS108で茨城の勝利でした!
その後生徒が119回を更新しました。最高が139回!これは先月行われた全日本中学生大会で行われた記録と同スコアです。茨城・川崎の女子選手で達成しました。3回の試みで119回を越えた回数が17回もありました。同じ所に同じリズムで打つことができるようになると応用が利きます。
【動画:ラリーラリー茨城】
【動画:ラリーラリー川崎】
【動画:ラリーラリー生徒】
【動画:ラリーラリー表彰】
14:45~16:00個人戦試合形式練習 21点1ゲーム
16:00
<反 省>
反省会で各チーム代表者に感想を言ってもらいました。一部を動画で紹介します。
【動画:感想茨城1】
【動画:感想茨城2】
【動画:感想川崎1】
【動画:感想神奈川2】
【動画:最終あいさつ】
指導者同士の出会いがあってできた練習会ですが、それが今度は生徒同士、他県のチーム同士の出会いに結びつきます。中学生の時は関東大会まで戦うことはありませんが、いつか大人になった時にまた出会うかも知れません。同じ体育館で汗を流した者同士ならどこかでつながっているはずです。
関係されたすべての方に感謝します。ありがとうございました!別ページにて画像を公開しています。そちらもご覧ください。
会計報告